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山都町視察 生産者編

2025.11.24

 

給食の試食の後は、実際に有機野菜を納品しているYASUKI FARMさんへ。

寒空の下でも、陽気な音楽が流れてくるような明るい笑顔で迎えてくれたのは、鳥越靖基(トリゴエヤスキ)さんと有機農業の研修真っ最中という熊本農業大学生の男の子。

 

鳥越さんは、FARM代表として農作業をしながら、特定非営利活動法人ORGANIC SMILEの校長として全国から集まる生徒たちに有機農業を教えている。

鳥越さんの野菜には、栄養、ミネラルがたっぷり詰め込められている。それは野菜によって与える栄養素を選び、量も計算して与えているから。安心安全にプラスして栄養も満点、それならと有機野菜を選ぶ人が増えるのも納得。

栄養たっぷりの野菜を作るのは、微生物たち。微生物たちに栄養たっぷりのご飯を与える、土づくりこそが農家の仕事。

「畑で森を作る。」以前、別の有機農家さんもそう言っていた。森を再現できたら、それは微生物たちのとてもいい住処になる。

 

 

里芋の畑へ行くと、足元がふかふか。掘ってみると、一株に信じられない数の里芋が。これでも少ない方だというのが驚き。

 

 

 

次はニンジンの畑。一面に生い茂るニンジンの葉が風に吹かれて、まるで草原。見れば見るほど、寒い中でも元気いっぱいなのが伝わってくる。里芋の時と同じように、ニンジンを引くとすっと抜きやすい。土を触ってみるとサラサラしていて、いい具合に湿っていて、まさに土の団粒化。微生物がいい働きをしてくれているのだろう。

 

鳥越さんは東京からの移住者。3.11の大震災による原発事故で放射線被害を受けた畑の野菜が捨てられていく姿を見て、安心・安全な食べ物は自分で作らねばと決心し、熊本へ。

 

有機農業を始めるきっかけは人によってさまざまであるが、共通するのは誰かの安心・安全を願う気持ち。

その先に見える世界平和も願いながら、山都町に足を運ぶたくさんの人にハッピーな気持ちを届ける鳥越さんの活躍をこれからも応援したい。

 

研修中の男子学生さんは、地元の小中学校の給食を食べて育った卒業生。有機栽培のいちご農家を目指している。

子供のときは当たり前に食べていた給食、地元の野菜やお米。その美味しさ、ありがたさを知っているからこそ、自分の夢を実現するための大きな原動力になるのではないかと思う。

 

食べることは生きること。

子どもたちの食への興味や関心が育つ環境のひとつに、農業があって、地元で作られる野菜の美味しさも知ってほしい。

「いただきます。」をするまでにどれだけの人が、どんな思いで、どのように作られたのかを知ることで生まれる感謝の気持ちや、何倍にもなる美味しさ。

そして家族や友人、大切な人と食卓を囲むかけがえのない時間の大切さ。

食には、子どもたちの未来を明るく変える力があると信じている。

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