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菌ちゃんの畑 つくったよ!

2024.04.12

 

4月11日(木) くもり

 

今日は、大矢野たから保育園で

菌ちゃんの畑をつくる日です。

 

年長さん8人がやってきました。

「おはようございます」

とっても元気な子どもたち!

 

 

「今日は、菌ちゃんの畑をつくるよ」

きょとん?としている子どもたち(笑)

 

「菌ちゃんって、知ってるかな?

バイキンマンのキンだよ。

悪者みたいだね。だけど

役に立つ菌ちゃんもいるんだよ。

畑の中にもいるし

みんなのおなかの中にもいるよ。」

 

“菌ちゃん”のこと、少しわかったかな?

 

 

菌ちゃんのごはんづくり

それでは始めていきます。

子どもたちは、家から

野菜くずを持ってきてくれました。

これが、菌ちゃんのごはんです。

 

だけど、菌ちゃんはとても小さいので

野菜くずが大きすぎて食べられません。

 

「どうしたらいい?」と尋ねると

「ちぎる!」

そうです!グッドアイディア!

 

子どもたちが小さくちぎってくれたので

菌ちゃんはごはんを

食べやすくなりました。

 

かむかわりに

「みんなはご飯を口に入れたら

どうする?」

 

「かむ!」

 

「そうだね。

でも、菌ちゃんは歯がないんだ。

どうしたらいいかな?

みんなが菌ちゃんの代わりに

かんであげる?」

 

「いやだ!」

 

というわけで

菌ちゃんが歯でかむ代わりに

野菜くずをブルーシートでくるみ

その上に乗って

足で踏んでつぶしました。

 

♪よくかんで ♪よくかんで

 

子どもたちはブルーシートの上で

楽しそうにピョンピョンはねています。

 

つばのかわりに

私たちがごはんを口の中でかむと

ごはんとつば(唾液)が混じります。

つば(唾液)の代わりに

「ぼかし」をいれることにしました。

 

「ぼかし」を入れることで、菌ちゃんが

野菜くずを食べやすくなるのです。

 

子どもたちは「ぼかし」を手ですくって

野菜くずにふりかけ、手で混ぜます。

 

作業を終えた子どもたちが

「ぼかし」だらけの手のひらを

見せてくれました。

 

「この中に

いい菌ちゃんがいっぱいいるよ」

 

そう言うと

とってもうれしそう♡

 

 

菌ちゃん、ごはんだよ!

 

いよいよ

みんなでつくった菌ちゃんのごはんを

畑に入れて

菌ちゃんに食べてもらいます。

 

大人の力を借りて

「ぼかし」と混ざった野菜くずを

畑にのせました。

 

「この野菜くずを、畑の菌ちゃんに

食べてもらうんだけど

土の上にあるから

土の中の菌ちゃんは

遠すぎて食べられない。

どうしたらいいかな?」

 

「土に混ぜる!」

 

ピンポーン!

 

たから保育園の子どもたちは

かしこいね!!

 

「菌ちゃん、ごはんだよ~!」

声をかけながら、土と混ぜました。

 

 

最後は、大人の出番です。

菌ちゃんの畑に黒いシートを

かぶせました。

 

シートのふちを押さえるために

平山さんが

鍬で土をかけてくれました。

 

素早くて、かっこいい!

さすが農業のプロ!!

 

 

最後のセレモニー

今日の作業は、これで終わり。

みんなで並んで

菌ちゃんに声をかけます。

 

「菌ちゃん

いっぱいごはんを食べてね~」

「大きくなってね~」

 

 

菌ちゃんて、大きくなるのかな???

 

 

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