氏より育ち
2025.02.04
またしても平山です(笑)
2025.1.31天草市民センターで開かれた
「みやつこういち おはなし会」
みやつさんとマネージャーさんたっての願いで(どちらも天草にご縁があられてのことだそうです)
私たちの会員Nさんが主催?共催?されて
小さい会議室でしたが30名以上のほぼ満席で盛会のうちに終わりました
マネージャーさんが挨拶して「では宮津さんどうぞ~」と参加者の後ろから入ってこられるタイミングで、私たちの会員Mさんが拍手が巻き起こりそうな絶妙なタイミングで「ちがいま~す」と入ってこられて会場は爆笑~
Mさん流石です!会場が一気に温まりました~
質問タイムには私たちの会員さんHさんがいの一番に感想を述べられてさすがだな~
何だこんなで私たちの会員さん、大活躍でした~
みやつさんは熊本でこうのとりのゆりかごに1番最初に預けられた方です
(赤ちゃんポストという呼び名もありますが、それはメディアが使っている呼び名で、正式には「こうのとりのゆりかご」が慈恵病院が最初から使っている呼び名です。私も知りませんでした)
(こうのとりのゆりかごは熊本の慈恵病院が独自で始めた、何らかの理由で育てられない小児を匿名で預けられる場所)
名前も何もわからない状態であずけられ
慈恵病院があずかり里親に渡される
18歳で里親と養子縁組されて宮津家の実子になる
18歳で「こども食堂」をはじめられ(コロナ禍の最中)
そして自分がこうのとりのゆりかごの出身だと公表する
今、159名の方がこうのとりのゆりかごに預けられ全国のどこかで暮らしている
自分がこうのとりのゆりかごの出身だと公表することで159名の方々が生きやすくなれば、出来れば繋がることができればとの願いからだそうです
公表するのにどれだけ勇気が要ったか想像するまでもないくらいです
すごいと思いません
まだ21才、大学在中です
話し方も、考えもすごい方です
そこには里親になられた宮津家(両親と5人の兄弟)がすごいからだと思いました
両親は里親(今でも6人お預かりしているそうです),地域のボランティア、等々
両親とのエピソードを聞くにつれ
こんな家庭環境で育つとこんな立派に育つんだと思いました
先月の上映会で開会の挨拶からの、最後の「では今から上映会始まります」の言葉を
自ら言いたいと、ちゃんと自分で文章を書いてきて
実行委員のNさんのお子さんAちゃんが言ってくれました
Aちゃん毎回会議に来たりオンライン会議ではそばに居たり
自然とNさんがやっていることをそばで見てたんだなぁ~
親の姿を見せるって大事だなぁ
こうやって育てると自主性が育つんでしょうね!
Aちゃんすごい!
私は今は自然農やっていて
以前、慣行農法から有機農法やってきた経験から
同じ種でも自然農の愛情の掛け方、信じて待ってあげる、育つ環境をととのえる
のに対して
慣行農法では愛情は掛けられても、信じてあげなくて、環境は病気になるかもしれないからと農薬ふって、大きく育たないかもしれないからと肥料を与えて育ててます
そうしたら同じ大根の種でも全く違った育ち方になります、大きさも味も
思い出したのが
”本”好きなお母さんのお子さん
さして勉強もせず進学校に合格
毎日パチンコに行く親のお子さん
塾に通わせましたが同じ進学校に落ちた
親が本好きだったら、本好きの子どもに育ちますもんね
親がパチンコ好きだったらパチンコ好きになるのかな?
私は育つ環境だと思いました
何が言いたいか
吉田俊道先生のお話をYouTubeで見てたら
「氏より育ち」
同じ乳酸菌でも
ヨーグルトメーカーで暖かい環境で一晩で増えた乳酸菌より
漬物の冷たく塩がたっぷり何か月も時間をかけて育った乳酸菌
どちらが良いか?
を見て独身子どもなしの私が、いろいろ考えました
愛情と時間と辛抱なのでしょうか?
書いてはみたもののなんのまとまりもなく、うまく書けてないな~(笑)
最後にお知らせ
みやつこういちさんのもう一つの活動
理事長を務める
「子ども大学 くまもと」第3回目が開催されます
今回は一般も参加できます
興味ある方はぜひ!
https://www.kodomodaigaku-kumamoto.com/