ギニアレポート Vers.4
2024.03.06
ノムラヒロミです
私が滞在したマタン地区は
ギニアの音楽&ダンスの聖地
朝早くから 太鼓の音が鳴り響きます
マタン地区から世界に羽ばたき
世界各地で活動している
太鼓奏者やダンサーがたくさんいます
では、質問です
アフリカの太鼓は
何の皮でできてるでしょうか?
正解は・・・ヤギです
太鼓やダンスの練習をしている空き地には
放し飼いのヤギもやって来ました
* * * * * * *
さて、滞在中の日曜日
友だちとBBQをすることになりました
BBQと言えば お肉ですが・・・
はい もちろん ヤギ肉です!
丸ごとは食べきれないので
塊り肉を分けてもらいました
塊りごと、じっくり炭火で焼きました
焼いている間に、ソースづくり
辛~いベンベ(ギニアの唐辛子)を
木の器に入れて
木の棒でトントンと叩いて潰します
この木の器、よく見かけましたよ
形もアフリカの太鼓【ジャンベ】と
よく似ていますね
はい! 出来上がり
フランスパンに はさんで
辛~いベンベをつけて食べました
赤身の肉で、マトンのような匂いもなく・・・
牛とも豚とも違う味・・・
強いて言えば、シカ肉のイメージ?!
(…って、シカ肉ってどんな味よ?)
数日後
マタンの街を歩いていたら
きれいに洗ったヤギの皮が
軒先に干してありました
ヤギを潰して食べたあとは
太鼓の皮として使うのでしょう
さすが、ジャンベの聖地!
ジャンベ発祥のアフリカでは
結婚式や収穫のお祭り
日常生活の色々な場面でも
太鼓叩いて、歌って、踊ります
食べることと 生きることが
つながっている
大地と命が つながっている
そんな想いがふつふつを湧いてきました